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山猿

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神戸国際展示場

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「REAL SPIRITS Vol.4」(2009年4月12日@神戸国際展示場2号館)

ちょうど1カ月前のWBC世界バンタム級王者・長谷川穂積(真正)の8度目の防衛戦で、プロモーターライセンス取得後初興行を行った真正ジムがホームの神戸・ポートアイランドで定期興行を主催。興行回数が4回目となっているのは、ライセンス取得前に乗り興行を行った回数も含めているため。
試合の模様は阪神戦ばかり放送している神戸のテレビ局・サンテレビが一週遅れの19日19時から一時間枠で放送される。リングサイドの解説席には長谷川と元WBA、WBC世界ミニマム級王者・高山勝成(真正)が座っていた。今後も同局でのボクシング中継を増やしていってほしい限りだ。
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第1試合:上木原佑樹(真正)○判定3−0●金岡永(新日本大阪)
第2試合:富永雄太(オザキ)○TKO1回2分17秒●本松隆志(SFマキ)
第3試合:菊地永太(真正)○TKO5回1分55秒●松原章訓(倉敷守安)
第4試合:山田卓哉(真正)○TKO2回1分6秒●デッチサック・シット・サイトーン(タイ)
第5試合:石崎義人(真正)○KO1回2分4秒●トンチャイ・ポー・プエンルアン(タイ)
第6試合:百田諭志(オザキ)○判定2−1●藤田和典(倉敷守安)
メイン:伊波・ファン・カスティーヨ(真正)○KO2回2分45秒●畑大輔(進光)
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会場の神戸国際展示場は見た目以上に広く、開放感があっていい。タイトル戦もない興行にしては照明、音響などにも気を配った演出が施され、定刻の14時をやや過ぎた頃、場内が暗転し、「レッドクリフ Part2」のテーマ曲が流れる。照明の点灯と同時にリング上に上がっていたリングアナにより開会が告げられた。

圧巻は文句なしでメインの“神戸の闘牛”カスティーヨ。この日は大阪府立体育館第一競技場で井岡一翔(井岡)のデビュー戦も行われており、話題性では大阪での興行が圧倒していたが、メインのインパクトでは負けないものとなった。
ペルー生まれ、西宮西高ボクシング部出身のカスティーヨは、日本Sライト級6位で長身のアウトボクサー・畑を立ち上がりから圧倒。リーチ差を活かして左ジャブを飛ばす畑の深い懐に、ボディショットを繰り出しながら迷うことなく飛び込み、右強打を顔面に返す。初回、スイング気味の右フックが畑の顔面を打ち抜き、ダウンを奪う。吹っ飛ぶように倒れた畑は何が起こったのかわからないといった表情。カスティーヨの攻勢は2回に入っても止まず、ダメージの残る畑に右クロスを決めて倒すと、右を振り回しながら返しの左フックを当ててダウンを追加。最後はロープに詰めて、左フックを決めたところで主審がストップした。長谷川、高山に続く三人目のランカーが真正ジムに誕生した。

トップバッターを務めた“岸和田の弾丸”こと18歳の上木原は初回に左フックで痛烈なダウンを奪うものの、このチャンスに決めきれず判定勝ち。上体が柔らかく、左フックにいいものを持っているだけにキャリアを積んでいけばおもしろい存在となりそうだ。あと、第4試合と第5試合のタイ人は弱過ぎた。
なお、一試合終わるごとに物販の宣伝や、ボクシングフィットネスの実演などがリング上で行われた。こういう新しい試みを全否定するつもりはないが、あまりに必要性を欠くもので、試合の盛り上がりと流れを断ち切る以外何ものでもなかった。結局、客席からも「早よ、ボクシングみたいな」ってな怒りを抑えたヤジが飛ぶ始末。今後はひと工夫ほしい。
意味のあったイベントは長谷川のV8報告挨拶くらいでは?東京から遊びに来ていた粟生隆寛も飛び入り参加していました。
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by the_leaping_hare | 2009-04-16 23:59 | Box
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