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山猿

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Hit Back Hard

「Sフライ級10回戦」(2009年6月14日@後楽園ホール)
前WBA世界フライ級王者:坂田健史(協栄)○判定3−0●韓国フライ級王者:全鎭萬(韓国)
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昨年大晦日の悪夢の2回KO陥落から半年、二階級制覇を掲げてリングに戻ってきた坂田が再起戦を無難に飾った。今や世界レベルの選手は皆無となった韓国のナショナル王者、それもフライ級王者を一方的な判定で下した試合については語るべきところは特にはない。肉体的にも精神的にも後遺症の残るようなあのようなKO負けを喫しながらも、ファイティングスピリッツは損なわれていないということは確認できた。5回と7回にラッシュで追い込むが、ダウンはなし。スコアは3、7、8差。

エバーラストのグローブ、立ち上がりの硬さ、無尽蔵のスタミナと手数、切れないパンチ…王者時代の坂田のボクシングから良い意味でも、悪い意味でも変化がない。
だからこそ興味を抱くとすれば、世界返り咲きの標的をどこに置くのかというところになる。はっきり言うと、名城信男に接近戦で打ち勝ったところで、そこに感動はない。勝てないと思える相手に果敢で挑んでいく姿こそ不屈の精神力で立ち上がった坂田の再起ロードのクライマックスに相応しいと思う。ダルチニアンへの挑戦はさすがに実現性が乏しいとしても、WBAでの二階級制覇よりは、デンカオセーンへの雪辱劇を見たい。

あと、セミファイナルで4試合ぶりの白星を飾った渡部あきのりを素直に讃えたい。
ボクシングとは対戦相手が死にものぐるいで向かってくるものだということを知り、3連続KO負けという恐怖に包まれながらもリングに立つ姿に勇気を見た。
ガードがまだ低すぎるが、基本に立ち返ったボクシングで鮮やかなKO勝ちを掴み獲った。おめでとう。
「71・0キロ契約10回戦」
日本ウェルター級8位:渡部あきのり(協栄)○KO4回38秒●日本ミドル級6位:古川明裕(W日立)
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by the_leaping_hare | 2009-06-15 03:57 | Box
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