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山猿

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ライフ・イズ・ミラクル

e0042386_261190.jpgエミール・クストリッツァ監督の映画が大好きです。

ここでも悲劇と喜劇が交錯します。戦争,そしてそれを起こしてしまう人間の愚かさをどこまでもナンセンスにコミカルに描きながらも,同時に哀愁が漂う。重すぎるテーマをノースモーキング・オーケストラのエネルギッシュなジプシー・サウンドがかき消す。

舞台は1992年,旧ユーゴ・ボスニア南東山間部。内戦が勃発,妻には逃げられ,一人息子は徴兵に取られる。自らの社会的存在を見出せない鉄道技師のセルビア人中年男に突然舞い降りた恋の物語。

絶望とはなんたるかを知り尽くしたクストリッツァ監督だからこそ描ける映画。そこでは絶望的状況下でも生きるという選択をした人(驢馬)たちに奇跡が用意されています。人生のすばらしさ,生きるための勇気,愛の持つ力をどこまでも力強く訴えかけてきます。

そう,人生には愛の翼で空高く飛べると信じることのできる瞬間が必ずあるのです。
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by the_leaping_hare | 2005-09-24 01:44 | Movie
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