ブログトップ

山猿

cdghare.exblog.jp

赤穂の流星

e0042386_2482590.jpg
「En El Mundo Triunfare Boxeo vol.13」(2009年11月8日@高砂市総合体育館)
◆ウェルター級4回戦 サムソン・ポーティティマ(タイ)●KO2回1分21秒○岡山翎洙(VADY)
◆53キロ契約4回戦 興津洋介(高砂)○判定2−0●杦本健太(明石)
◆Sフェザー級4回戦 濱田義規(姫路木下)●判定0−3○西谷和宏(VADY)
◆フェザー級4回戦 細田剛敬(高砂)●TKO1回2分28秒○新井貴之(姫路木下)
◆フライ級4回戦 中村竜大(西日本協会)○KO4回2分9秒●岡崎雄(姫路木下)
◆54・5キロ契約4回戦 チャーンサック・シットサイトーン(タイ)●KO3回1分22秒○小國以載(VADY)
◆58キロ契約8回戦 福原寛人(江見)○TKO7回47秒●谷弘樹(姫路木下)
◆フェザー級8回戦 脇本雅行(高砂)○TKO1回2分●小林克也(正拳)
◆Sフェザー級8回戦 竹下寛刀(高砂)●TKO4回1分47秒○福岡孝太(明石)

久々にJR宝殿駅に降り立ちました。ホーム越しに見える青い屋根のビルに高砂ジムはあります。
e0042386_2483439.jpg
徒歩約20分、高砂市総合体育館です。ウィラポンvs西岡・第1戦が行われた会場です。土足厳禁です。
e0042386_2503579.jpg
隣にはかの有名な「ハンカチメモリアルスタジアム」こと高砂市野球場があります。のじぎく国体から3年、佑ちゃんは早稲田大学野球部100代目主将となりました。
e0042386_4172891.jpg
直前の10月26日にプロモーターである高砂ジム会長が刑事事件で兵庫県警高砂署に逮捕されたため開催が危ぶまれた興行でしたが、西日本協会預かりとして開催。大鵬健文協会長が責任者としてリングサイドで睨みを効かせていました。
不祥事直後だけに集客に不安がありましたが、この日が初陣となったVADYジムの応援団などが結構いて、いつも通りの客入りでした。

第1試合からVADYジムの選手が登場。
興国高、近大ボクシング部出身の岡山がデビュー戦に臨みました。
今年6月、部員2人が強盗容疑で逮捕されたことで近大ボクシング部が廃部。活躍の場を失ったことでプロ転向を決意した岡山は不完全燃焼に終わった大学ボクシングへの無念の思いもあったのか、近大ボクシング部のトランクスでリングに上がりました。格下タイ人から2回に左ストレートでダウンを奪い、再開後に連打でストップ。パンチはそれなりに重そうです。
e0042386_4142360.jpg
第2試合は初回から打ち合い。ともにいいパンチを入れた直後に打たれるという互角の展開ながら、最終回にクリーンヒットを奪った興津がマジョリティで勝ちました。

第3試合の西谷は05、06年の全日本実業団ライト級覇者。倉吉工出身。プロデビュー戦、えらく気合が入っていました。
サウスポーの相手を正面から潰しにかかり、豪快に右ストレートを振る。打ち終わりに上体が前に流れ過ぎること、ガードが空くことが気になりましたが、最終回はダウン寸前まで追い込み、ジャッジが満場一致でフルマークを付ける完勝でした。
e0042386_4143410.jpg
第4試合は優勢に進めていた細田が一発いいパンチを貰い、ロープを背負ったところ、新井が連打。ほとんど空振りでしたが、松田レフェリーが試合を止めてしまいました。早過ぎるストップでしたが、細田も効いていないのなら手を出すべき。
「当たってへんやないか」とセコンドは猛抗議。アウェーならリングに居座るくらいの抗議をしていたかもしれませんが、進行に支障をきたすほどのことはせずにリングを降りました。
第5試合に出場の西日本協会預かりの中村は元ホワイトフォックス所属。現在は高砂で練習しており、最終回に右アッパーでダウンを奪って初勝利。

そしておれの中でのこの日のメイン。
07、08年アマ全日本選手権バンタム級3位“赤穂の流星”こと小國以載のプロデビュー戦です。
ところが期待外れもいいところ。初回に噛ませタイ人のスローな左ロングフックをスウェーで外し損ない尻餅を付くダウン。幸いにもダメージはなく、3回に左フックでダウンを奪い返してタイ人を諦めさせましたが、まったくもって物足りない。本領発揮は次戦以降です。
e0042386_2512326.jpg
第7試合は田舎ジムが故に判定での不利を被っている実力者・福原が登場。谷のヘッドバット攻撃に苦しめられ、5回には休憩も入る酷い乱戦となりましたが、6回に頭から突っ込んでくる相手の動きを見切って右ストレートでダウンを奪い、7回に仕留めました。

セミファイナルの脇本は完璧な内容。右でフェイントを入れると、まるで相手の顎に吸い込まれるような左ストレートで元ランカーの小林を2度倒しました。2度の敗戦で耐久力に難があることが明らかな脇本ですが、その弱点を補って有り余るパフォーマンス。今すぐランカーに挑ませたい。

今年4月の三谷将之引退記念試合では別人のように気合の入った試合を見せた竹下が2試合連続でメインを張りましたが、今回は全然ダメ。初回こそ速い右ジャブを当てまくりましたが、早くも肩で息をするような状態で、3回には福岡の猛進に捕まり、左フックから右を重ねられて終了ゴング後にダウン(記録はノーダウン)。4回に捨て身の打ち合いで福岡をぐらつかせましたが、打ち負けてストップ負け。そろそろ限界のような気がします。
9試合中7試合がKO決着。興行自体はおもしろいものでした。
[PR]
by the_leaping_hare | 2009-11-09 04:09 | Box
<< 敷島製パン サクラサク、だけど… >>