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山猿

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調印式&計量@後楽園ホール

「WBC世界フライ級王座統一戦」(2010年3月27日@有明コロシアム)
王者:亀田興毅(亀田)VS暫定王者:ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)
「WBC世界ミニマム級タイトルマッチ」
王者:オーレドン・シッサマーチャイ(タイ)VS同級4位:黒木健孝(ヤマグチ土浦)
調印式&計量@後楽園ホール_e0042386_14173270.jpg
世界戦の調印式や公式計量が同じビル階下の後楽園飯店や同フロアの展示場で行われることはよくありますが、「青いビル」5階のリング設置の後楽園ホールでは珍しい光景だと思っていたら、史上初とのこと。新鮮で悪くないですね。

出場4選手とも計量をパス。
地上波放送のなさそうなミニマム級戦は挑戦者・黒木選手の試合を見たことがないのでいまいち試合のイメージが沸いてきませんが、打ち終わりに左を合わせることに長けた王者を序盤から手数で圧していけば、チャンスもあると思います。

フライ級統一戦は敢えてポンサクレックの判定勝ちを予想、というか希望。
日本人がタイで世界戦を行う時と逆の感覚か。亀田とすれば「倒されなければ=勝ち」、ポンサクレックとすれば「KO以外=勝ちはない」ということを意識してのボクシングになると思う。亀田が勝つとすれば極力パンチの交換を減らしての大差判定。内藤大助戦では比較的容易にこなしたが、相手がサウスポーのポンサクレックとなるとジャブの打てない点がマイナスとなる。左右にステップを切っての左ストレート、右に動いての右フックを狙っていくところで、サイドへの動きをポンサクレックに許してもらえるだろうか。
ジャッジは当然亀田寄りになるので、ポンサクレックが判定で勝つには、最初の公開採点(4回終了時)に少なくとも2ポイントはリードしておく必要があるでしょう。そうでなければ、ただでさえKO狙いに偏重したボクシングをさらに加速させることになり自滅する。逆にいえば、亀田とすれば4回終了時に40対36の採点が出る展開を目指すべきだと考えます。

視聴率は1日遅れで結果の出た女子フィギュアSP録画、プロ野球巨人戦生中継には問題なく勝つでしょうが、どちらにも根強いファンはいるので、内藤戦の時のような驚異的な数字にはならないと思います。
by the_leaping_hare | 2010-03-27 15:03 | Box
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