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山猿

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さようならマラドーナ

南米の四強独占なんて思っていたら、残ったのはウルグアイだけ。わからないものです。
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「Match59・準々決勝・アルゼンチン0−4ドイツ」(2010年7月3日@グリーン・ポイント)
残念ではあるけれど、驚くべき結末ではない。
守備の脆さ、サイドでの乏しさ、メッシ頼みの攻撃など今大会のアルゼンチンが様々な問題点を抱えていたのはわかりきっていたこと。
アルゼンチンという名前にビビらず、何をすべきか理解している相手に先制点を許してしまえばこういう結末も十分起こり得る。それでも2点目が入るまではスリリングな攻防を繰り広げていた。ただ、同点ゴールが遠かった。今大会、メッシの大会になるかと思っていたが、それは4年後ブラジルに持ち越しということ。

マラ監督とすれば戦術に問題があって負けたというより、優れた個の力が組織に通じずこういう結果になってしまう現代のサッカーの方が間違っていると思っているんじゃないかな。
さようならマラドーナ。マラドーナがいたからこの大会はおもしろかった。

「Match60・準々決勝・パラグアイ0−1スペイン」(2010年7月3日@エリス・パーク)
パラグアイは日本戦とはだいぶ異なるスタメン&入り。立ち上がりにアグレッシブなプレスを見せておいてその後は守備を固めた。徒に過ぎてゆく時間。スペインは完全に負けパターンに嵌っていた。

オフサイドでのゴール無効。両チーム、PK失敗。審判の演出も加わった奇妙な展開に決着を付けたのはポストに3度当たってネットを揺らした運命に導かれるかのようなゴール。大勝しては唐突に負けるということを繰り返していたスペイン。負けなかったこのチームにひと味違うものを感じたことも事実だが、やはりスペインはスペインなのだ。

伝統的な決定力不足は今回も同じ。
パスは見事なまでに繋がり、サイドへの展開も華麗。クロスも飛び交う。しかし、決めることができない。初戦のスイスが示したようにタテの楔を許さず、中央を固めてしまえば、対応できる。
スペインの今大会総得点6点のうち5点がビリャによるもの。ひとり異質な輝きを放っているストライカーを除けばPKすらロクに決められない。だからといって1トップでは厳しいのはスイス戦で明らか。結局のところ、スペイン初戴冠のカギは本調子に遠いエフトーレスの復調にかかっているということ。

おれの応援していたチームはついに全滅してしまいました。
ユーロ08後のスペインを絶賛する声が少々鬱陶しいので、決勝は「ウルグアイVSドイツ」を希望します。
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by the_leaping_hare | 2010-07-05 17:00 | Football
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