ブログトップ

山猿

cdghare.exblog.jp

スペイン初優勝

「Match64・決勝・オランダ0−1スペイン」(2010年7月11日@サッカー・シティー)
王者・スペインの何がすばらしかったのかってノックアウト・ステージをすべて1−0で勝ってきたことでしょう。チーム・コンセプトとは異なる結果かもしれませんが、これを狙って守備を固めたチームが一時的に結果を出しながらも続々と潰れていく中で攻撃サッカーを貫き、優勝を掴んだことに意義があります。大会を通してゴールを決めた選手がわずか3人というのも珍しい。ユーロ08とは異なり、この国が伝統的に抱える決定力不足という課題とともに突き進んだ歴史的勝利でした。

優勝経験のない両国だったからこういう試合になってしまったのか。
勝利への執念は十分すぎるほど感じたが、気品も優雅さも余裕もないワールドカップ決勝。プレミアの主審らしいジャッジで、いつ崩壊してもおかしくない試合を辛うじてコントロールしていた(最後に大誤審してしまったが…)が、ファウルとダイブとカードに彩られた試合だった。特にオランダは見苦しい。人相の悪い選手が多いことも無関係ではないが、ひっきりなしに抗議ばかりしている。デヨングの飛び蹴りなんてあんなの韓国人でもやらんぞ。

準決勝とは逆にペドロを右に置いてファン・ブロンクホルストと対峙させたスペイン。後半にはドリブラーであるナバスに代えて標的をより鮮明にした。これに対し、オランダは左ウイングをカイトからエリアに交代。ナバス対策を守備で施すのではなく、高い位置でのアタックで葬ってしまおうという積極策に出た。
しかし、これが失敗。エリアは機能せず、守備面で貢献していたカイトを欠いたことでペースはますますスペインのものとなる。それでもタテ一本で2度ほど決定機(どちらもピケのミス)が生じたが、ロッベンがGKとの1対1を決め切れない。
ギャンブルに出て当たらなかったオランダの1枚目の交代カードは仕方ないにしても2、3枚目は意図の見えないもの。結局、デヨングを下げて交代枠を使い切った後でハイティンガの退場が起こり、ファン・ボメルを最終ラインに落とすしかなく、オランダサッカーを支えるボランチが消えた。それでも失点は避けてPKまでいくかと思ったが。

ゴールシーンはチームのパス・サッカーにひとり付いていけずにいたトーレスが策もなくクロスをあげたから生まれたもの。オランダは直前のCKを取ってもらえなかったこと(完全な誤審)、トーレスのクロス時のイニエスタのポジションがオフサイドと取られてもおかしくなかっただけに猛抗議していたが、散々汚いサッカーを繰り返してきただけに同情の余地がない。とりあえずはこの結末で良かったかと思ってます。

夢の祭典はまた4年後。
e0042386_2381791.jpg

[PR]
by the_leaping_hare | 2010-07-12 23:08 | Football
<< 2010南アフリカ adidas×SEGA >>