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山猿

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Fight of the Year:The Rematch!

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「WBAスーパー/WBO世界ライト級タイトルマッチ」(2010年7月31日@マンダレイベイ・イベンツ・センター)
王者:ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)○判定●元3団体統一世界ライト級王者:ファン・ディアス(米国)

昨年2月28日、ヒューストン、トヨタ・センターでのすばらしい激闘(マルケス兄が9回2分40秒TKO勝ち)の再戦。ただ、両者とも前戦時より落ちている部分(特にディアス)が多く、いまいち待望感のないリマッチ。
前戦ではマルケスの左アッパーが冴え渡り、右アッパーでフィニッシュとなったが、今回、ディアスは一応の対策としてやや距離を置いた。しかし結果的にアッパーを封じたとは言い難く、攻撃力は半減した。117-111、116-112、118-110でマルケス勝利という驚きのない結果。

マルケス兄もいつも以上に不要な被弾が多く、珍しく右目を腫らしていたが、試合自体は完勝。スピードこそ落ちても、カウンターの精度、攻防のバランスは絶品。だから36歳となっても、体格差があっても戦える。

ついでにアンダーカードも。

「WBA中南米ライト級王座決定戦」
元2階級王者:ホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)○判定●シドニー五輪フェザー級銀メダリスト:リカルド・フアレス(米国)

しかし何試合目に行われたの?メイン時とは比べものにならないくらい客入りが悪い。

おれがシドニー五輪ボクシング米国チームが好きではないということも関係しているのだが、おれの中でのロッキー・フアレスの評価は低い。強豪王者相手に5敗1分け、すべてフルラウンド判定という世界戦戦績がすべてを物語っているような選手。善戦はできても王者になる実力はなく、運命も持ち合せていない。

リナレスが世界戦線に踏みとどまるには当然勝たなければならない相手、と思ったのだが、ふと冷静に考えてみたところ、これまでリナレスが戦ってきた中では最強の相手では?

サルガド戦以降、かつてのリナレスが持っていた魅力の多くが失われてしまったが、負ける可能性も減った。同時にKO勝利の可能性も減るのだが。
出入りを減らして、ガードを固める。左ジャブは速く的確、迎え撃つ左ショートアッパーの精度も高い。しかし物足りなさが残る。ダウンを奪っただけに余計にそう感じた。97−92、99−90×2でリナレスが大差判定勝ち。
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by the_leaping_hare | 2010-08-02 23:59 | Box
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