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山猿

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Zacジャパン

ここにきて、ザッケローニとは驚きましたね。
個人的には失敗に終わると思いますが、日本協会史上最大級の“大物”招聘&初のイタリア人指揮官ということで前向きな未来が見えないわけでもありません。何も知らない一般国民からも「無能」と罵られる中、原博実技術委員長は限られた予算内で9月4日の期日を過ぎることもなく仕事をしました。よくがんばったと思います。
そもそも「慶應・三菱」の会長が代わらなければ普通にブッフバルトで決まっていた話を岡田ジャパンの躍進とともに復権してきた「早稲田・古川閥」が差し戻したことからややこしい方向に動いたものだと勝手に想像します。早稲田卒ながら「三菱」でもある原委員長に難題を押しつける。ビエルサ、ペケルマンなどの名前が出てくる時点ですんなりとは決まらないと覚悟しましたが、まあ、昏迷に陥る前に片付いたことは良かったのではないでしょうか。

とはいいましても、これって絶対に原委員長のチョイスではありませんね。4バック狂信者のヒロミ委員長が「3−4−3」の熱心な信奉者であるザッケローニを選ぶはずがない。またどこからか別の力が働いているのでしょう。

ウディネーゼ率いるザッケローニがイタリア式「4−4−2」で戦っていた96/97シーズン。第27節のユベントス戦(アウェー)でDFに退場者を出しましたが、前線の枚数を減らさず「3−4−2」で戦い、カウンター3発でユーベを沈めてしまいました。3バック、フラット4中盤でユベントスに勝てるということで以来、ザッケローニは「3−4−3(3−4−1−2)」を好んで用い、ミランでスクデットを獲ってしまったことを除けば失敗が続いているという印象です。ビアホフはおらず、「3−4−3」の土壌もない日本に適しているとは言い難い戦術です。

報道合戦についてですが、28日朝刊で一番最初にザッケローニの名前を挙げたトーチュウはしっかり30日にもフォローしており大勝利。続いて30日付で「決定」と打ったスポニチとデイリーもほぼ同点。思えば4年前、オシムの時はトーチュウとデイリーの同着でした。
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問題は日刊の大誤報です。1日前なら“飛ばし”で済ますこともできなくはないですが、このタイミングでしかもご丁寧に1面に持ってくるとは近年のスポーツ新聞では最大級の誤報でしょう。
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「2日の代表招集に合わせて来日する予定」、「原委員長の手際の悪さ」、「マティルデ夫人も『日本でもどこでも、夫が決めたところにはどこにでもついて行く』」、「協会の不手際」などの痛々しい記述から確信犯的な何者かの偽リークがあったものかと思われますが、少々不可解です。
実はペケルマン氏も本当に来日していて、J2陥落の危機にある神戸やパープルサンガのようなヘンテコリンなクラブと極秘会談を持つのでした、というオチなら大笑いしてしまいますが。

というわけで、今回の次期監督報道で気に入った“飛ばし”ですが、個人的には文句なしに「ファン・バステン・ジャパン」(日刊)ですね。実現しないことは百も承知でも夢のある話です。逆に最低だったのが「クーマン・ジャパン」(報知)。これは的外れだし、ふざけているにしてはセンスなさ過ぎでしょう。
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by the_leaping_hare | 2010-08-31 05:50 | Football
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