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山猿

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ハナミズキ

「ハナミズキ」(2010年・日本)
監督:土井裕泰 脚本:吉田紀子

TBS映画なのでそういうものかもしれませんが、思っていた以上につまらない映画でした。
一青窈(慶應SFC卒)の「ハナミズキ」をモチーフに10年に及ぶラブストーリーを描く。と、やりたいことははっきりしているのだが、演出以上に脚本がダメで結局のところ、テーマはぼやけてしまった。おれなんか「ああ、やっと終わったか」とさっさと席を立ってしまったのでエンディングの「ハナミズキ」を聴くのを忘れてしまったよ。
まあ、こういう緩い話はテレビドラマにはぴったりですね。1話ごとにひとつエピソードを交えて終盤にちょっとしたヤマ場をつくる。それを全10話なら10回繰り返すというもの。この映画はいわば連ドラのダイジェスト版というわけで、先の読める都合の良いエピソードの羅列で深みがない。さらにニューヨークやカナダなど海外ロケまで敢行したものだからあれもこれもとエピソードを盛り込み過ぎて上映時間2時間超。さすがにだるい。

♪君と好きな人が 百年続きますように♪
指定校推薦での早稲田大学合格を目指す北海道は釧路の高校に通う優等生(新垣結衣)と先祖代々漁師の水産高生(生田斗真)が出会い恋に落ちる高校3年時(96年)から10年に渡るふたりの愛を描く。

97年頃の早稲田が舞台とかいうのでこの映画を観ようと思ったのだけど、このストーリーなら別に早稲田である必要はないね。大学内で撮影も行われているが、現在の早稲田キャンパスは西早稲田キャンパスという名称だった97年当時に存在していなかった建物が目立ち過ぎるためロングショットは使えず、大隈銅像を背景にしたシーンばかり出てきた。あと、どうでもいいことですが、ガッキーの下宿は東中野でした。まあ、携帯電話が普及していなかった頃はそれはそれで良い時代でしたね。

登場人物が全員善良な人物(強いて言えばガッキーが少々計算高い)なので受け入れ難い嫌悪感を覚えることはないのだが、物語の展開上、邪魔になると死ぬか無一文にして放り出してしまうため、そういう意味では映画として少々質が悪い。もっとも、これが「この夏No.1泣けるラブストーリー」というキャッチフレーズに繋がるのであれば、まだ納得できるのだが、そういうわけでもない。というか、これだけ型通りなら最後は主人公のどちらかが死ぬと思ったが。

ガッキーはやはりかわいい。こういう映画でも最後まで観てしまうほどかわいい。今回はキスシーンまでがんばりましたが、“脱ぎ”はなし。当然か。もっと言えば、実年齢の役より制服姿が良いですな。
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by the_leaping_hare | 2010-10-07 07:05 | Movie
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