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山猿

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「関東大学ラグビー対抗戦・明治15−31早稲田」(2010年12月5日@国立霞ヶ丘競技場)

3トライ以上を挙げての勝利が最低条件だった早稲田が4トライを挙げて見事逆転優勝。6連勝で優勝に王手をかけていた明治は98年以来の栄光を逃した。

オープニング、満員に近い国立が映し出されて少し感動。
早慶戦で問題大ありのラグビーをした早稲田が負ける流れだと覚悟していたし、人気復興のためにはここで明治が優勝するのも相応しいとも思っていたのだが、早稲田が完勝してしまった。

序盤、早稲田HB団が落ち着く前に明治の猛攻が繰り広げられ、早稲田はゴール前で防戦一方。前半20分あたりまで続いた一連の攻撃で明治はPGを狙わず「前へ」でスクラムに拘る。結果、大失敗。トライどころか1点も奪えず、カウンターで先制トライを許すとともに主導権を失った。
明治はFWに固執せず、ラインアウトがもう少しマシだったら、この試合を落とすにしても対抗戦の優勝は確保できていたように思う。
でも、これで良かったのかも。久々に早明戦らしい雰囲気で、早明戦らしい試合を見た気がする。そして早稲田が優勝した。

早稲田の選手は慶應戦とは大違いで総じて良かったが、N08有田主将の突進が復活したことは頼もしい。あと、攻撃ではカウンターの起点となり、守備ではどこからともなく飛んでくるWTB中濱の奮闘も光った。初先発のSH西橋の球捌きのテンポも良い。SO山中副将についてはキックが入る時と入らない時の傾向が未だに掴めない。それと監督がグラウンドに降りて試合を見ている構図はちょっと変ですね。別にアクションを起こすわけでもないのにあんな場所にいる必要があるのかと。

CSの松尾&今泉の解説は傑作。序盤から応援団になっていて実におもしろい。
山中のノールックバックフリップに大げさに驚き、
松尾:「昔、あんなパスしたら先輩からぶん殴られましたけどねえ。いや、今はナイスパスと言うしかないですねえ」
と文句を言っているのか、褒めているのかよく分からないが大騒ぎ。
優勝の行方がトライ数で決まりそうになっていたゲーム終盤には、
松尾:「早稲田の選手はその〜、トライ数のことは分かっていますかね。分かってないと思うんですがねえ」
今泉:「いや分かってないですね」
などと勝手に断言。
さすがにそれはないでしょうよ。V争いに絡んでいた慶應の試合が同時進行ならまだしも、既に結果が出ているだけに、優勝条件くらい頭に入れて戦っているのでは。しかし最後、早稲田がメンバーをごろっと入れ替えて劣勢になり、トライされそうになったので本当に優勝条件把握しているのかと甚だ疑問に思ったが。

早稲田はめでたく優勝となり、選手権の第1シードを獲得。対抗戦の妙なレギュレーションにより慶應が2位、明治が3位。個人的には明治が2位になり、正月に東海を倒して決勝で早明戦再びというのが良かったけど、まあ仕方ない。
それで6日16時からの抽選会の動画配信を待っていたら、直前になってシステムトラブルで生中継できませんのお詫び。ラグビー協会の無能さを象徴するような出来事でしたが、早稲田はくじ運にも恵まれ、主力を出さなくても国立行きは確実な組み合わせ。東海も当確かな。ただ、天理のトンガ勢は強烈なので壊されないように気を付ける必要はあります。好調・慶應は2回戦で「関東学院vs帝京」の勝者と対戦。東海との対戦前にかなり消耗することになりそうだが、クリアして決勝まで勝ち上がってほしい。明治も1月2日の早明戦を実現させてくれると信じています。

先週土曜夜に相当久しぶりにルミナリエに行きました。やはり美しかったです。
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by the_leaping_hare | 2010-12-07 07:47 | Rugby
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