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山猿

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エディとチャンプ

28日1時45分から関テレ(フジ系)で「エディとチャンプ〜老トレーナーの熱い闘い〜」という番組がたぶん関西地区だけでしょうが再放送されていました。
エディとは日本で6人の世界王者を育てた米国人トレーナーのエドワード・タウンゼント氏であり、チャンプ(番組中では「少年」という呼称が使われる)とはエディ最後の弟子である現井岡ジム会長・井岡弘樹氏のこと。

番組は87年11月21日に放送されたもの。井岡は同年10月18日、東大阪市の近畿大学記念会館でマイ・トンブリフラム(タイ)との決定戦を制し、新設のWBC世界ストロー級王座を獲得しました。現在も破られていない18歳9ヶ月での国内最年少記録、当時国内最短の9戦目での世界王座獲得でした。番組はこの一戦に向かう、18歳のボクサーと73歳のトレーナーの姿を追ったドキュメンタリーです。過去の映像やふたりの経歴等の説明はほとんどなく、試合のシーンをも含めて87年の「エディとチャンプ」だけを映し出します。
24年の時を経て、この王座を甥の井岡一翔が“奪還”したからでしょうか。このタイミングでの再放送。貴重な映像、もちろん録画しました。

井岡が世界王者になり、東京・中野本町の自宅に帰ったエディが入院したことを伝えて番組は終わります。エディは既に末期の直腸癌に蝕まれていましたが、極度の疲労で入院したということになっています。当時、病状を知らされている人が限られていたからだと思われます。
翌88年1月31日、大阪城ホールでの井岡の初防衛戦。迎える挑戦者は同級1位でIBF王者でもある李敬淵(韓国)。寝たきり状態の中、試合に向かったエディは開始直前に意識を失い緊急搬送されます。そして井岡は魂の最終回TKO勝ち。病院に駆けつけた井岡が勝利を報告した直後、エディは息をひきとります。こちらの感動的な物語は「NHK特集 エディ〜老トレーナーと19歳の世界チャンピオン〜」に詳しいです。
久々に「遠いリング」も読んでみようと思います。
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by the_leaping_hare | 2011-02-28 22:56 | Box
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