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山猿

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玄海のリュウ 散る

e0042386_11124772.jpgマリンメッセ福岡での二度目の世界戦。前回もWBC世界フェザー級戦でした。
VTRを見て,確実に勝てると踏んで選んだ挑戦者だったのでしょう。しかし40戦を超えるキャリアを持ちながらも,初めて対戦する中南米のボクサーということは考慮すべき側面だったのではないでしょうか。遅れたタイミングで放たれるパンチへの対応がまるでできなかった。
日本王者時代の主武器であった右フックを右肩腱盤断裂で諦め,新たなスタイルを構築して世界を極めた越本。速い左ストレートをリード・パンチのように使い,サウスポーの特性を活かした距離感に頼るアウト・ボクシングにすべてが集約される。
その距離感が初回からおかしかった。左が伸びず,ロペスの侵入を許す。右のガードは上がらず,大振りの左ロング・フックを食う。左パンチを強打するため2回から左構えを織り交ぜてきたロペスは4回以降,倒されることはないと踏んだのか完全にファイターとして戦い,スタミナ切れの兆候が見え始めたところでなんとか押し切った。
負ける相手じゃなかったことが残念で仕方ありません。それでも福岡にこだわり,35歳まで諦めず,満身創痍で世界の頂点に輝いた。ボクサー越本隆志の足跡は色褪せることはありません。
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by the_leaping_hare | 2006-08-02 11:46 | Box
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