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山猿

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大仏フック

e0042386_005855.jpg6日に後楽園ホールで行われたダブルタイトルマッチはどちらも衝撃的な結末だったようです。近年の帝拳によるタイトル独占,危険なマッチメークを避ける傾向を好ましく思わないおれとすれば,今回は帝拳からふたつの王座が失われるのではと密かに期待していたのですが,結果は残念なものとなりました。

★「日本Sフェザー級タイトルマッチ」
王者:矢代義光(帝拳)○KO4回1分30秒●挑戦者1位:松崎博保(協栄)
★「東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ」
王者:佐藤幸治(帝拳)○TKO1回1分52秒●日本同級王者:江口啓二(姫路木下)

試合中の事故でリングに立てなくなった兄の夢をも背負う矢代選手のことはがんばってほしいと思いますが,挑戦者の松崎も気になるボクサーです。松崎は早大本庄学院,早大政経卒,太陽生命勤務というエリートサラリーマンボクサーで,おおよそボクサーには似つかわしくないへたれっぷり全開のブログ「ボクサー松崎趣味日記」がおもしろい。今年1月のカーニバルでは現WBA世界ライト級王者の小堀佑介(角海老宝石)が保持していた日本Sフェザー級王座に挑んで僅差判定負け。相手を研究した綿密なボクシングで善戦しました。今回もいい勝負になると思っていましたが,4回,ワンパンチKO負け。矢代の充実ぶりだけが光った試合に終わったようです。

メインの“ミドル級国内最強決定戦”は江口のKO勝ちだろうと思っていたらまさかの初回TKO負け。しかもダウンを奪いながらの逆転負けとのことです。“アマ13冠”の実績を引っ提げ鳴り物入りでプロデビューした佐藤のことはまったく評価していませんでした。あまりにスローな動きにパンチ,技巧も特筆すべきところはありません。これで敵なしだったのだから日本のアマチュアの程度の低さが見てとれると思ったものですが,この勝利で佐藤の評価は少々改めるざるを得ません。ブログ「佐藤幸治のオフィシャルブログ」も意外とおもしろく,ちょっと注目してみます。

このように帝拳の王者二人が珍しく敗北の危機を背負いながらの防衛戦を行い,クリアしました。これを生中継せずして何を生中継するという興行だったのですが,なぜかG+は後日録画放送。そんなわけで,まだ映像を見ていません。最近,好調の原巨人の試合でもあるのかなと思ったら,同枠は森嶋と佐々木健介のGHC戦だった。ノアなんてこれこそ録画でいいだろと思うのですが…もしかして帝拳は王者が負けるかもしれない試合を生中継されたくなかったのかいななんて妙に勘ぐったりしてみます。

同日にはWBA世界Sフライ級1位の名城信男(六島)が大阪市住吉区の六島ジムで公開スパーを行っていますが,また陣営が変なネタを提供しています。枝川孝会長によると,名城が奈良出身だけに,15日の世界戦に平城遷都1300年祭の“不人気”マスコットキャラクター「せんとくん」を呼ぼうとしたが,断られたとのことです。陣営は諦めきれないようで再度のオファーを出したそうです。
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世界戦直前とは思えないくだらなさにちょっと笑ってしまいました。
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by the_leaping_hare | 2008-09-07 15:43 | Box
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