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山猿

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メーク・レジェンド

注目のダブル世界戦@代々木第一まで一週間を切り,本日はWBC世界バンタム級王者・長谷川穂積選手も上京。神楽坂の帝拳ジムで2ラウンドの公開スパーリングを行っています。明日は挑戦者アレハンドロ・バルデス(メキシコ)の公開練習。先日,バルデスのVTRを見ましたが,長身のサウスポーでなかなか厄介な相手に感じました。腰高で,さほどスピードはなく,パンチもあるようには見えないのですが,KO率は高い。動き的には本格化する以前のクリスチャン・ミハレス(メキシコ)に似た印象を持ちました。長谷川とすれば,独特のリズムで繋ぐ連打に巻き込まれないためにも右ジャブの差し合いで有利に立ちたいところです。
10月は日本選手絡みの世界戦も多く,注目です。

e0042386_2350105.jpg「第31回・尼崎スーパーファイト」(9月14日・メルパルク大阪)
終わってからだいぶ経ってしまいましたが,パシフィコでのトリプル世界戦の前日にメルパルク大阪で行われた興行に行ってきました。メインが本田猛(尼崎)−ジョルダルイジ石原(グリーンツダ=比国)の6回戦ということからもお解りでしょうが,魅力のある興行ではありません。おれも別に観たい試合があったわけではないのですが,ちょっと別件で用がありまして新大阪まで出向きました。
メインのジョルダルイジ石原とは何者?と思っていたところ,Gツダのトレーナーのホベン氏じゃないか。74年生まれの34歳。ツダが天下茶屋にあった頃からトレーナーとして試合会場でも御馴染みで,「わんちゅー,わんちゅー」と指示をよく出している。当日のパンフに記されている通算戦績は42戦17勝(14KO)22敗3分けというもので,05年9月21日,バンコクでのセーンヒラン・ルークバンヤイ(タイ)戦以来,三年ぶりの試合。負け数は多いが,その相手というのがウィラポン,ラタナチャイ,ナパーポン,セーンヒランとタイのトップ選手の名前がずらりと並ぶ。04年1月3日にはバンコクで元WBC世界フライ級王者のメッグン・シンスラット(タイ)を4回KOで沈める金星も挙げ,最高位はWBC世界フライ級の7位という猛者です。
本人の強い希望で現役復帰したとのことで気合は十分。体も絞れており,初回から倒す気満々で重そうな左ストレートを叩き込む。対する本田もノーランカーながら右のカウンターが強い選手なので,こりゃ決着早いわと思っていたところ2回にバッティングで本田が右目上を大きくカット。続行を訴えたものの認められず2回2分45秒負傷ドローで終わってしまいました。
驚くのはこの興行,4回戦6試合,6回戦1試合,8回戦1試合の計38ラウンド,8試合が組まれていたのですが,判定に持ち込まれたのは1試合だけ。12時30分にスタートして14時10分には全日程が終了するという稀に見るスピーディーな興行でした。この後,17時からアポロジム主催の第二部が組まれていましたが,関心のないおれはさっさと退散。なお,時折,突然変異のように好選手を輩出する尼崎ジムから2人がデビュー。07年全日本社会人フェザー級準優勝の山本隆寛はバンタム級でデビューし,2回TKOで森永真一(新日本大阪)に勝ちましたが,荒々しさだけが目立ち,まだまだ課題は多いです。Sバンタム級の藤谷丈は金沢泰佑(大鵬)に2回KO負け。

e0042386_0463711.jpgそして10月5日にはKBS京都ホールで,尼崎ジム期待の07年Sバンタム級新人王西軍代表の村澤光がSフェザー級に階級を上げて,同年の同級全日本新人王で日本同級12位の木原和正(WOZ)に挑むという好カードが実現。京都は遠いので観戦を断念したところ,おれの好きな村澤は5回にダウンを奪われ,大差判定負け。日本ランク奪取を狙ったギャンブルマッチに失敗です。やっぱり,もう少しディフェンス勘が良くないと上では苦しいですね。

最近,笑わせてくれたニュースが11月6日に復帰する亀田大毅(亀田)のオファーを元東洋太平洋フライ級王者の小松則幸(Gツダ)が断ったというもの。東洋王座防衛5回,WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)に挑戦と,実績的には申し分なく,加えて近年衰えの激しい小松は,日本人と戦わないと批判に晒されている亀田興毅(亀田)の格好の相手ではないかとおれも以前から思っていましたが,大毅ですか。まあ,今の小松なら大毅にも負ける可能性もあるわな。このオファーの経緯,そして小松への取材が今週のフライデーに掲載されています。小松は興毅との試合ならやりたいと語っていますが,大毅に関しては「そういったボクサーとは拳を交えたいとは思いません」と論外といった感じですな。

その小松にかつて2回TKO負けしながらも,石川県金沢市のカシミジムに移籍後,別人のような快進撃を見せている東洋太平洋バンタム級王者ロリー松下(カシミ=比国)の世界初挑戦が決まりました。10月30日,パナマシティでWBA世界バンタム級王者アンセルモ・モレノ(パナマ)に挑戦です。王者はサウスポーの技巧派で,攻略は簡単ではありませんが,ロリーは強打者だけに期待は持てます。
王座奪取なれば,フライ級に続きバンタム級でもWBAとWBCの世界王座を日本のジムが独占となります。なお,ロリーはウィラポン第二戦で,長谷川のスパーリングパートナーを務めた選手です。
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by the_leaping_hare | 2008-10-10 23:31 | Box
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