ブログトップ

山猿

cdghare.exblog.jp

さよなら,ふるダビ

地方競輪場の活性化を目的に1989年12月から始まったふるさとダービーが今年でその歴史に幕を下ろすことになり,最後の開催が初回開催地でもある広島市南区の広島競輪場で行われました。
e0042386_16391931.jpg
おれの中ではふるダビといえば,小嶋社長がビッグレース初優勝を4連勝の完全Vで飾った02年6月の松阪,金子貴志が驚異的な強さで制した04年4月の佐世保などで大勝ちしたこともあり,印象深い大会となっています。まあ,おれが初めてまともに競輪を見たのも単騎の郡山社長がなぜか勝ってしまった今思えば不思議なレースだった01年4月のふるダビ武雄だしね。

3日に行われた決勝ですが,当日は忙しくて不覚にも車券を買い忘れました。まあ,結果的には良かったけど…武田豊樹の優勝なんかまったく予想できなかったしね。

決勝メンバー
1 荒井崇博(佐賀)
2 神山雄一郎(栃木)
3 山口幸二(岐阜)
4 加藤圭一(神奈川)
5 永井清史(岐阜)
6 松坂英司(神奈川)
7 武田豊樹(茨城)
8 紫原政文(福岡)
9 岡部芳幸(福島)
想定周回:94・726・18・53

ふるダビが終わり,新しい時代が始まる。北京五輪銅メダルの永井がビッグ初制覇するのが相応しかろうなどと決勝前日にメンバーが確定した時には思っていました。

しかし結果を見るととんでもない事態が起こっているではないですか。なんと永井が当日欠場をしています。
当日午前の指定練習(1レース開始前に参加選手はバンクでの練習を許可されている)で落車。頭部打撲,左肩擦過傷,左手親指裂傷を負い,しかも軽い記憶喪失にも陥っていたため病院に運ばれドクターストップがかかるという前代未聞の失態。競輪が9車立てとなった68年11月の競輪祭以来,特別競輪・決勝で初の8車立てのレースとなりました。
e0042386_16105668.jpg
欠場が前日であれば,準決勝4位の中で選考順位上位の選手を繰り上げで決勝進出にすることも可能でしたが,当日欠場なのでそれも無理。しかも車券発売後ということで,欠場確定までの決勝レースの売り上げ11億6925万400円のうち,永井が対象の4672万2300円が返還となりました。

結局,レースは94・726・183となり,荒井の逃げを武田が6番手から豪快に捲り優勝。ソルトレーク五輪スピードスケート500メートル8位の武田が34歳にしてようやくビッグ初制覇。ふるダビの歴史を締めくくりました。
しかし現在の競輪界を象徴するというか,なんともお粗末な最後のふるダビとなってしまいました。
[PR]
by the_leaping_hare | 2008-11-04 16:36 | Keirin
<< ほか弁 大橋のぞみさん >>