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山猿

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トリニータ初戴冠

歓喜の瞬間からすでに二週間が経とうとしていますが,トリニータが歴史的初優勝を成し遂げたナビスコ決勝を振り返ってみたいと思います。

「2008 Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ決勝,大分トリニータ2−0清水エスパルス」(2008年11月1日・国立霞ヶ丘競技場)

前日に新幹線の切符を押さえようとしたところ,世間は三連休の初日ということで,ほとんど空席がなく,朝6時台の出発を余儀なくされる。前夜仕事を終えて2時に帰宅,就寝。5時に起床,出発。満席の新幹線は家族連れが多すぎてあまり眠ることができず,9時には品川に着いてしまった。
トリニータは現在のJ1・18チームの中で,唯一国立で試合をしたことのないチーム。タイトル戦で初の聖地参戦です。おれも国立でサッカーを観たことは実はあまりなくて,デルピエロが決勝ゴールを決めた96年11月26日の「トヨタカップ」ユベントス×リバープレート戦,ツネ様がガンバ・ラストゲームを飾ることができなかった07年元旦の「天皇杯・決勝」レッズ×ガンバ戦以来,おそらく三度目だと思う。

大分と清水という地方チーム同士の決勝となって心配されたものの,チケットは前売段階で完売。当日の開門は10時半とのこと。品川で同行者と会い,飯を食ったり時間を潰しながら,正午過ぎに千駄ヶ谷駅から国立を目指す。雲ひとつない青空が広がっていた。
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道中,J's GOALでメンバーをチェック。トリニータは出場停止の鈴木慎吾に代わって左MFには藤田。ウェズレイと2トップを組むのは,久々に先発の高松。これは先発予想通りなので驚きはなし。気になるのはエスパルスの方で,やっぱりというべきか西澤がベンチ外でいきなり大ショックですよ。

おれの席はブランケットパック席というところで,バックスタンド中央ややトリニータ側の前から5列目くらい。場内でチケットにスタンプを押してもらい,おまけのブランケットを受け取る。決勝記念グッズなどは速攻で完売したようで,いつでも買えるサポーターTシャツなどしか残っておらず,これには会場入りが遅すぎたと後悔した。場内ではトリニータサポーター手作りのコール集を配布していたので,有り難く頂戴する。なぜか同時に,東京で「とり天」を食える店MAPなるものまで渡された。
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上空に空撮ヘリが飛ぶ中,選手入場。大舞台慣れしている清水側のスタンドが優勝カップの人文字を作りあげたので「うわ,完全に負けてるわ」と思ったところ,大分側も鮮やかなコレオグラフィーで応戦。こんなにトリニータのファンがいるのかと感動した。
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試合は完勝以外の言葉が見つからない見事なまでの勝利。はっきり言って,相当に力の差があった。
何かと“守備的”と批判されるトリニータですが,この試合に限っては「堅守」という言葉は当てはまっても,全然守備的ではなかった。集中をまったく切らさず,敵の穴を的確に衝く鋭い攻撃で主導権を支配。ただ守っているだけでこのような試合ができるものか。トリニータ史上最高のゲームでした。
取るべき時間帯に鮮やかに奪った先制点。19歳の司令塔・金崎夢生のクロスを頭で決めたのは大一番で最前線を託された高松主将。今季は負傷もあり,ここまでリーグ戦無得点と期待に応えられずにいたが,この一発で一年分の働きをした。当然ながらMVP獲得。
先制してからは“カメナチオ”発動で守りを固める。3トップに変更してもまったく崩せない清水が前掛かりとなった後半ロスタイム,金崎がウェズレイに決定的なパスを通し,勝負ありの2点目。Jのタイトルが初めて九州に渡った。
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なお,おれの知り合いにも被害者がいたのだけど,当日午前7時10分福岡空港発の全日空機が機材トラブルで4時間近くの遅延。全日空から搭乗者に“御詫び”の1万円が配られ,羽田からタクシーを飛ばして開始5分後くらいに国立に着いたとのこと。まあ,試合観ることができたし,勝ったのでヨシとしましょう。

表彰式ももちろん見る。
胴上げはシャムスカ監督,高松主将,溝畑社長,マルハンの韓社長の順番で行われた。溝畑社長は重すぎてほとんど上がらなかった。
笑ったのがマスコットの亀「ニータン」が優勝バージョンで登場してきたこと。
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「おっ,ニータン,王冠かぶってるよ」とか騒いでいたら,知らないおっさんから「エスパルスのは兎やけん,“ウサギとカメ”でやっぱり亀が勝ったわ」とか話しかけられて,妙に納得してしまったのですが,後で調べてみたところ清水のマスコット「パルちゃん」は耳が羽の形をした架空の生物で,兎ではないじゃないですか。騙されました。

と,試合後,小一時間大騒ぎしてから国立を発つ。快勝の余韻に睡眠不足も吹き飛び,慌ただしく帰宅しました。
リーグ戦も大詰め。最終節の名古屋戦を観戦するため,九石ドーム行こうかな。
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by the_leaping_hare | 2008-11-14 03:00 | Football
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