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山猿

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職業は「騎手」と答えたい。

興味深いニュースを数点。

まずは10月30日のプロ野球ドラフト会議。
日本ハム6位指名の杉谷拳士内野手(帝京高)は,協栄ジム所属で日本フェザー級王座に三度就いた杉谷満氏の次男。父は世界戦も経験しており,89年3月26日には川崎市体育館でWBA世界フェザー級王者アントニオ・エスパラゴサ(ベネズエラ)に挑戦して10回2分7秒KOで敗れています。
拳士選手は帝京で1年夏から遊撃手とレギュラーを張っていました。9回表に8点取って逆転しながら9回裏に5点奪われてサヨナラ負けした智辯和歌山との準々決勝ではマウンドにも上がりました。父がプロボクサーだったということも結構有名な話。1歳上の兄・翔貴も帝京の野球部で,弟が出場していた06年夏の甲子園ではベンチにも入れずスタンド応援組でしたが,07年は兄弟揃って甲子園の土を踏んでいます。11日には契約金1000万円,年俸450円(推定)で日本ハムと仮契約。北の大地でがんばってください。

続いて11月7日,JRAが28期・競馬学校騎手課程入学試験合格者を発表。
合格者7人の中に含まれていた原隆二(飛龍高)は,ボクシングで高校四冠王です。インターハイでモスキート級二連覇。今年の選抜,国体はライトフライ級で制覇しています。10月2日に「チャレンジ!おおいた国体」の少年ライトフライ級で優勝したばかりで,最軽量級の国内ジュニアでは無敵の選手でしたが,騎手の道に進むとは…将来的な待遇面を考えると賢明な選択かもしれません。順調に卒業できれば12年にデビューします。
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そして11月13日に後楽園ホールで行われた一戦。日本ミニマム級5位・松本博志(角海老宝石)が同級7位で元王者の鈴木誠(野口)に8回判定勝ちしました。
勝った松本ですがワールドボクシングによると,この試合を最後にリングに別れを告げて競艇選手を目指すと報じられています。競艇は今年6月,上限年齢を30歳に引き上げるなど選手応募条件を大幅に緩和。さらに「一般試験」とは別に「特別試験」というスポーツ各界から優れた身体能力を有する逸材を集める枠を新設しました。この特別試験の応募条件の中に「財団法人日本ボクシングコミッション公認A級ライセンスの資格を取得し,日本ランキング5位以内の者」という項目があり,松本はこれを狙うのでしょう。松本は無冠ながら,小倉高橋ジム所属時の99年5月16日に北九州市総合体育館で当時のWBA世界ミニマム級暫定王者のソンクラーム・ポーパオイン(タイ)とノンタイトル戦を行い,3−0の10回判定で完勝しています。無冠戦のため,世界王座獲得とはなりませんでしたが,ミニマム級の規定内ウェイトでの試合だったため敗れたソンクラームは王座剥奪。現役世界王者に土をつけるという近年では非常に珍しい快挙を成し遂げいています。また,今年1月14日には後楽園ホールで現WBA世界ミニマム級王者のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)と戦い,大差判定で敗れたものの“怪物”からKOされなかった初めての選手となりました。水上の格闘技では王者を目指してください。

そういうわけで,ボクシング界も優秀な人材の確保に力を入れてほしいところです。
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by the_leaping_hare | 2008-11-18 12:25 | Box
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