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山猿

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拳の真相

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おもしろい。
「協栄ボクシングジム創立50周年記念」として協栄ジム・金平桂一郎会長の初の著書「拳の真相」が1月15日発売。
99年3月26日に大腸癌で死去した実父・金平正紀先代会長の跡を継ぎ,二代目会長となった著者が,毀誉褒貶の激しかった父,ジムが誕生させた11人の世界王者,毒入りオレンジ事件,亀田問題などについて当人しか知らないエピソードを織り交ぜて振り返っています。以前,頻繁に更新していたブログ「興行師のひとりごと」もおもしろかったですが,日本ボクシング史を知る上で興味深い作品となっています。
カバー写真の極悪面がなんともいえない胡散臭さを醸し出しており,イメージ通りでなかなかいい。撮影はヤナガワゴー!となっていますが,一時期,亀田家専属カメラマンをしていた人ですね。
先代の遺した27億円の借金とともにジムを継承し,一連の亀田問題の際にはアルコール依存症となりγ-GTP「2864」という驚異的な数値を記録した金平会長。亀田をここまでのさばらせてしまった原因をつくったひとりであることは消せない事実ですが,そこから決別し,坂田健史とともに「王道」を目指そうとした姿勢は悪くなかったと思います。
帝拳一極集中の現代よりも昭和から平成初期にかけて業界のダークサイドを担い続けた協栄との“二大ジム”時代の方がボクシング界も随分魅力がありました。協栄,もっとがんばれ。
早速,東スポが反応しています。
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by the_leaping_hare | 2009-01-14 23:44 | Box
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