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山猿

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第三の王者

世界戦と呼ぶには恥ずかしいカードが大阪・心斎橋の日航ホテル大阪で大々的に発表されましたよ。
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「WBA世界Sフライ級タイトルマッチ」(2009年4月11日・大阪府立体育会館第一競技場)
王者:名城信男(六島)×同級10位:冨山浩之介(ワタナベ)

最初に耳にした時,嘘だろと思ったが,まさか本当に決行されるとは呆れてしまったね。これほどファンを馬鹿にしているカードもない。
そもそもこのタイトルには,スーパー王者(Undisputed Champion)としてビック・ダルチニアン(豪州)が,暫定王者(Interim Champion)としてホルヘ・アルセ(メキシコ)が存在する。つまりWorld Championの名城を入れて三人の世界王者が君臨するという出鱈目この上ない王座なのだが,ダルチニアンとアルセは2月7日にアナハイムで王座統一戦を計画。相手にされていない名城陣営は独自に防衛戦を行っていくしかないのだが,せめて世界戦の名に相応しい挑戦者くらい選べっていうんだよ。なんだよ,冨山って。
昨年6月7日に同門の河野公平が返上した東洋太平洋同級王座をノラシン・ギャットプラサンチャイ(タイ)と争い,疑問のつく判定で戴冠した冨山は昨年12月23日発表のWBAランキングで10位に初登場。東洋王座決定戦前には冨山が決定戦に出場できるようにランキングの操作が行われたとの指摘もあった。9月20日の初防衛戦で相澤国之(三迫)をワンサイドの12回TKOで退けて少しは持ち直したが,評価は極めて低く,何かと悪いイメージがつきまとう。それにこんな安易な国内対決なんて誰が見たい。
しかし情けないのは不相応に世界戦に打って出る冨山よりも,このような挑戦者を選ぶ名城陣営だ。事あるごとに「海外進出」や「アルセと統一戦」やらぶち上げているが,言ってることとやってることがまるで対極だ。「日本人の挑戦者を選ぶ」と公言して本当に日本人挑戦者しか選ばない内藤陣営の宮田会長の方がまだマシに思える。マルティン・カスティージョ(メキシコ)から王座を奪うまでのリスクを恐れない強気のマッチメークはどこに消えた。これでは亀田と同じ路線ではないか。
どちらの選手も応援する気にならんし,セミファイナルには女子の世界戦。おれは女子ボクシングにはまったく興味がないので,本当にどうでもいいです。
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by the_leaping_hare | 2009-01-26 15:33 | Box
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