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山猿

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SUPER BOWL XLIII

e0042386_446589.jpg「第43回スーパーボウル」(2009年2月1日・レイモンドジェームススタジアム)
ピッツバーグ・スティーラーズ27−23アリゾナ・カーディナルス

年に一試合しかNFLを見ないおれが毎年楽しみにしているスーパーボウルを今年もBS1でテレビ観戦しました。アメフト自体、関立戦と甲子園ボウル、そしてスーパーボウルと年三試合しかテレビで見ないいいかげんなファンでありながらも、この日だけは放送時間に合わせて朝8時10分に起きようと試みる。連日の激務が祟って残念ながら今年も目が覚めたのは8時半過ぎ。昨年、不幸があったジェニファー・ハドソンの国歌独唱は見逃し、スティーラーズの最初の攻撃シリーズの最中だった。

何から何まで対照的なチームの対戦。史上最多となる6度目の制覇を目指すスティーラーズに対するはNFL最古の歴史を誇りながらもスーパーボウル初出場の“弱小軍団”カーディナルス。“スティールカーテン”と恐れられる強固な守備を誇るAFC王者に対し、今シーズン最強のパスオフェンスを誇るNFC王者。QBだけに焦点を当ててもスティーラーズのベン・ロスリスバーガーはマイアミ大からドラフト1位で入団し、3年前に23歳340日という史上最年少でスーパーボウルを制したエリート。片やカーディナルスのカート・ワーナーはドラフト外でのグリーンベイ・パッカーズ入団から始まり、度重なる解雇を味わってきた苦労人。01年シーズンにセントルイス・ラムズでスーパーボウルを制すも、アリーナフットボールやNFLヨーロッパにまで籍を置いたアラフォー男だ。

タンパのスタジアムの観衆の大半が有利と見られているスティーラーズのファンであるというなら別に贔屓のチームのないおれはカーディナルスを応援する。
しかし、開始早々、力の差を感じさせられる。ロスリスバーガーの操るラッシング、パスのバランスのいいドライブをカーディナルスは止められず、開始5分も経たずに自陣エンドゾーンまで1ヤードと追い込まれる。パスを狙ったロスリスバーガーだったが、レシーバー2人がカバーされていたためスクランブル発進。196センチ109キロという巨体を揺らして突進。倒れ込みながらエンドゾーンに達し、開始5分ジャストでタッチダウンが宣告される。
「こりゃ、大差もあるな」と思っていたらレッドフラッグが飛び、カーディナルスがチャレンジ。御存知ない方のために触れておくが「チャレンジ」とは審判団の裁定に納得できない陣営がタイムアウトひとつと引き換えにビデオ判定を要求できるNFL独自のルールだ。
これが見事に成功し、TDは取り消し。FGの3点止まりとなる。ところがカーディナルスはこの命拾いを活かすことができない。ワーナーはいまいち、エースWRラリー・フィッツジェラルドは働かないわ、反則は多いわでペースを掴めない。前半終了間際の逆転のチャンスにはあろうことかラストパスをスティーラーズLBジェイムス・ハリソンにエンドゾーン内でインターセプトされ、フィールドの端から端まで走られる。スーパーボウル記録となる100ヤードのインターセプト・リターン・タッチダウンを奪われた。

第3Qでもカーディナルスは精彩を欠き、諦め気味のおれはここで勝負あったと居眠り。
それがハッと目覚めてみれば第4Qの逆転に次ぐ逆転。あのようなセーフティを誰が想像した。さすがにスーパーボウルというおもしろい試合でしたね。

ひとつ気になったのは、チャレンジやらオフィシャルレビューやら、やたらとビデオ判定の多い試合だったということ。おれはあらゆるスポーツで誤審を見るたびにビデオ判定を取り入れればいいのにと思う方ですが、ビデオ判定をゲームを盛り上げる演出のひとつとして組み込んでいるNFLでもここまで繰り返されるとやはり辟易してしまう。
それはそうと、世の中にこれほどの低能集団がいようかと思われる日本相撲協会がビデオ判定を取り入れたのはおそろしく早い時期なんですよね。こういうこととは対極にありそうな無能団体だけに不思議に思えます。
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by the_leaping_hare | 2009-02-03 05:46 | Others
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