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山猿

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パナマシティ

e0042386_16161688.jpg「WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(2008年10月30日・フィガリコンベンションセンター)
王者:アンセルモ・モレノ(パナマ)○判定●挑戦者7位:ロリー松下(カシミ/比国)

日本時間31日昼間に行われた世界戦。敵地・パナマに乗り込んだロリー,大差判定負けで王座奪取ならず。もしかしたら…という期待を抱いていましたが,119ー109,118−110,120−108という完敗としかいいようのないスコアにがっくりです。モレノのスピードに翻弄された模様です。バンタム級のWBA,WBC王座の日本独占はなりませんでした。
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by the_leaping_hare | 2008-10-31 16:30 | Box

WPB7 日本の誇り,危険なサウスポー

e0042386_4173464.jpg「WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(2008年10月16日・国立代々木第一体育館)
王者:長谷川穂積(真正)○TKO2回2分41秒●挑戦者2位:アレハンドロ・バルデス(メキシコ)

紙一重のスリリングな攻防を最高峰の世界タイトルマッチに求める観客には,物足りなさすら覚えたほど王者の圧倒的なまでの強さだけが光った試合でした。二試合連続の2回TKO勝ち。被弾すらほとんどない圧勝劇を平然と演じてみせる王者の底知れぬ凄みに言葉がありません。

果たしてバルデスがお粗末な挑戦者だったか。長谷川のこれまでの7度の防衛戦の中でも最も危険なチャレンジャーだったのではないかと思います。それは何も王者自身が過剰なまでに苦手意識を抱いていたサウスポーだったからというわけではありません。173センチの長身,178センチの恵まれたリーチ,小顔。スピードはなくとも,メキシカン特有のリズムを持つ。瞬間的なスピードで優位に立ちながらも,相手のペースに巻き込まれて顔面を大きく腫らし,血まみれの判定決着となったヘナロ・ガルシア(メキシコ)とのV3戦のような展開になるのではと懸念していました。

長谷川がサウスポーと対戦するのはプロキャリアにおいて二度目。04年10月30日,両国国技館での鳥海純(ワタナベ)との世界挑戦者決定戦以来のこと。おれはその試合で,初めて長谷川を見たのですが,そのボクシングセンスに驚愕を覚えました。圧倒的なスピード,文句のつけようのないバランスの良さ,勝負どころで迷いなく繰り出す連打の回転とそれを躊躇わない勇気。衝撃的といっていいほどでした。本人はこの試合の5回に左アッパーを打ちにいった際に食った左カウンターからサウスポーへの苦手意識を覚えたようですが,そのようなミステイクよりも長谷川穂積というボクサーの可能性だけが見えた試合だったと認識しています。
世界戦でのキャリアを重ねる上で,当時の小刻みな動き(特に上体)が消え,相手の出方を見切ったかのように無駄のない動きから放たれる高速カウンターで勝負するスタイルへ変移があるものの,そのスタイリッシュなボクシングは根本的に変わらず,進化を重ねています。

公開スパーを含めた調整段階では左×左ということから右リードの差し合いで優位に立ちたいという意図が感じられましたが,初回にバルデスのリーチ,右の打ち分けの巧みさを体感して,それを早々と諦めたように思えます。打ち抜きから元の体勢に戻すまでに少々タイムラグのあるバルデスの動きを見切り,右ジャブから左まで打たせておいて,打ち終わりに左ストレートのカウンターを持っていく。瞬時に右フックを返す,つまりは右構えの選手と戦う時と変わりないボクシングを長谷川は展開していました。
2回1分15秒過ぎ,バルデスが左フックを打って前傾姿勢になったところに左アッパーを入れてダメージを負わせる。攻め急がず,かといってチャンスを見逃すのでもなく,左ストレートの打ち下ろしで追撃すると,ジャスト2分,左を重ねてダウンを奪う。挑戦者は打たれ脆かったですが,軽量級では滅多に見られないテンプルへのパンチで吹っ飛んでしまいました。
再開後,まったく隙のない連打を見舞って勝負あり。ストップの瞬間,挑戦者がパンチを繰り出していたため,「ストップが早過ぎる」との声もあるようですが,足元もふらつき,目線の泳ぎ方を見ていれば妥当なストップだったといえるでしょう。

次戦で戦う指名挑戦者のブシ・マリンガ(南アフリカ)はそれほど怖い選手でない。今回でサウスポーへの苦手意識もかなり消えたであろう長谷川がこの先,どこまで強くなるのか想像つかないほどになっています。当分,負けることはないでしょう。

前座カードでは,所用で目を離している隙に注目のカルロス・クアドロス(メキシコ)の試合が終わっていた。高校三冠の岩佐亮佑(セレス)は初めて見ましたが,まるで惹かれるものがなかった。普通に器用なサウスポーという印象以外残っていません。腰痛で本調子ではなかったとはいえ,プロで戦うにはあまりに線が細すぎます。

前回の「WPB6」長谷川&バレロのダブルタイトル戦が早期KO決着に終わったが故,視聴率が7・7パーセントと致命的な数字を記録したにもかかわらず,今回もゴールデン生中継に拘った日テレを褒めておく。保険としてタイソン×ダグラス戦を用意していたことも評価したい。だけど,タイソンはダグラス戦が日本初上陸じゃないからな<途中でテロップ変わったけど
でも,瞬間最高視聴率を粟生がマークするとは思わなかったよ。
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by the_leaping_hare | 2008-10-31 05:29 | Box

WPB7 メキシコの魂と新たなる希望

e0042386_2164865.jpg「WBC世界フェザー級タイトルマッチ」(2008年10月16日・国立代々木第一体育館)
王者:オスカル・ラリオス(メキシコ)○判定2−1●挑戦者9位:粟生隆寛(帝拳)

オープンスコアリングシステムのため試合が終了した瞬間,王者の防衛だと思いましたが,これが中間発表なしの試合であれば最終回終了のゴングから採点結果の発表までの時間は新王者誕生への期待も持てたことでしょう。

史上初の「高校六冠」というステータスと,日本ボクシング界において唯一無二の政治力を誇る所属ジムの加護により実現した粟生隆寛の世界初挑戦。果たしてエドウィン・バレロ,ホルヘ・リナレスの両ベネズエラ人が保持するベルト2本を返上してまで実現に漕ぎ着けるほどのものかと,疑問を覚えていましたが,一世一代の大勝負でベストファイトといえる試合を見せた粟生への評価は大きく変わりました。初回から鋭い左ストレートを繰り出し,獰猛な王者を追い込んだ。
おれの採点では114−112でラリオス。採点は極めて妥当だったと思います。が,この試合がWBCの正規のタイトルマッチとして成立した過程を考えると,ここまで真っ当な採点が為されたことが不思議にさえも思えるほどです。

粟生の敗因としてはまったく異なる二点が挙げられます。4回に右フックのカウンターで痛烈なダウンを奪いながら,そこで勝負を決められなかったこと。そして,多大なダメージを負った王者がポイント勝負に切り替えてから多用した左ジャブを貰いすぎたこと。どちらかを克服できていれば勝てていました。
ただ,これは意味のある敗戦です。8回終了時,公表されたスコアは2ポイント王者,2ポイント挑戦者,ドローの三者三様。つまりは残り4ラウンズを優勢に進めた選手が勝利を得るということです。こうなった場合,戦略としては2パターンあります。ひとつはポイントは微妙だから挑戦者らしく玉砕覚悟でKOを狙うスタイル。もうひとつは4ラウンズの内,3ラウンズを支配することに徹するスタイル。粟生が採ったのは後者だったのでしょう。過去四度の日本タイトル戦では捌いているのか,逃げいているのかよくわからない中途半端なスタイルのまま勝ってきたツケがここで出ました。これでは世界に通用しないということが結果としてはっきり出たことに意味があります。ただ世界を獲ることだけが目標であるなら勿体ないとしか言いようのない惜敗。ただ,粟生はその先が見えているボクサーだと信じています。

と,粟生への評価が一変した敗戦だったのですが,ここに来てダイレクトでの再戦が濃厚との報道。これはどうかと。確かにラリオスは全盛期から大きく落ちており,狙い目だということは理解できますが,再戦するには納得する過程を踏んでからにしろと言いたい。そりゃ,噛ませとの前哨戦なんかいらないさ。じゃあ,誰とやれって。いるじゃないか,榎が。ここをクリアすれば,誰も文句は言わんだろ。
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by the_leaping_hare | 2008-10-30 03:51 | Box

神の手

監督就任の話題から2題。

まずはロンドン五輪に向けた柔道日本男子代表監督にシドニー100キロ超級銀メダルの篠原信一氏の就任が確実と報道されています。五輪柔道は篠原氏の緊張感とは程遠いユーモラスな解説が好きで見ていたのですが,監督就任となるとロンドンでは解説はできないだろうからちょっと残念です。

続いてアルゼンチンから驚愕のニュース。アルゼンチンサッカー協会がディエゴ・マラドーナに代表監督の就任要請を行ったとのことです。これはおもしろすぎます。WBCの監督問題ごときであれほど大騒ぎし,結局は落ち着くところに落ち着いた日本の野球界などもこういう姿勢を見習ってほしいものです。
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by the_leaping_hare | 2008-10-29 22:54 | Others

天領水

これから健康診断を受けてきます。日田天領水(LAWSONオリジナル)を飲んでから出かけます。
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by the_leaping_hare | 2008-10-28 14:57 | Food

5年ぶりや

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WBC監督問題を弾き飛ばして元WBCチャンプが大阪日刊の一面ゲット!
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by the_leaping_hare | 2008-10-27 18:12 | Box

きっと,勝つ

録画のスタンバイをして日テレ「SUPERうるぐす」に臨みましたが,辰吉再起戦は取り上げられたものの,映像はなし。やっぱりなと思っていたところ,早くもYouTubeに上がっているじゃないですか!時代の変移を感じます。
早速,チェックしました。パランチャイが弱すぎるというのは置いといて,全盛期の動きを持ち出すまでもなく,年齢的な衰えは抗い難いものがあります。スピードは落ち,プレッシャーにも迫力がない。ただ,左ボディショットのタイミング,角度にやはり痺れてしまいました。ふとした瞬間に見せる永遠に変わらない天賦の才。余計に過ぎ去った時間の重みを感じます。

さてさて,Jリーグも佳境に入ってきました。
そういうわけで,トリニータが神戸に遠征ということで,土曜日にはスタジアムに行ってきました。
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ワールドカップでも使用された旧名・神戸ウイングスタジアム。芝の養生に問題がありますが,設備,見やすさ,立地を考えれば日本屈指のサッカー専用場でしょう。ここを本拠地とするクラブは最悪ですが。今ではスタジアム名も楽天の息のかかった「ホームズスタジアム」などという最悪のものに変わってしまいました。
久々に訪れたら「キット,願いかなう 必勝祈願神社」なるものが設置されていました。
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もちろんトリニータの勝利を願う。
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名物「ヴィッセルドッグ」も売っています。もちろん買いませんが。

「J1・第30節 ヴィッセル1−0トリニータ」(2008年10月25日・ホムスタ)
痛すぎる敗戦。両チームともガチガチに守ることで勝ち点を積み重ねてきたので,1点取れば勝ちだと思っていたけど,最悪の結果となりました。トリニータは守備の要・森重が右太腿痛で欠場。ヴィッセルは得点源のレアンドロが累積警告で出場停止。これに関しては差し引きチャラといったところか。

前半は両チームともボロボロ。大久保嘉人,金崎夢生,ブラジル人以外は技術レベルが低すぎて,本当にJ1の選手かと疑いたくなる。しかもトリニータはボランチの二人がこの日はミスが多くてリズムが悪い。とても点の入りそうにない酷い内容だった。ヴィッセルは元トリニータ主将の吉田孝行とルーキー・馬場の2トップがまったく機能せず,左攻撃的MFの大久保が馬場を呼びつけて怒っていると思ったら,馬場とポジションを変えてFWに陣取った。ベンチの了解とってんのか?

後半に入ると少しはマシになる。9分,高橋大輔の右クロスをファーで待ち構えたデカモリシがふわりと浮かしたヘディングシュートは惜しくもバーを直撃。リズムが出てきたところで,21分にデカを下げて“ジョーカー”家長を投入。これまでの3−5−2からウェズレイの1トップ,家長&金崎の2シャドーの3−4−2−1に変更。
攻勢は加速し,ゴールも時間の問題かと思えた36分,ハーフ付近でエジミウソンが無用なファウル。気を抜いていたところに韓国代表主将・金南一にすばやくリスタートを決められ,左サイドを走っていた鈴木規郎にロングパスが通る。
ゴール前は2対2。とにかく大久保だけは目を離すなというところで,ニアに切れ込んだ途中出場の神戸FW岸田の動きに惑わされたのか,大久保のマークが外れる。付いていたのは森重に代わり先発した藤田。アホか。岸田なんてフリーでいいから大久保見とかんかい。鈴木のクロスを頭で合わせた大久保のシュートはGK下川の右手を弾いてサイドネットを揺らした。
トリニータはこの後,高松を投入して4−4−2(2−6−2)に変えてパワープレーに出たが不発。今季,最も悔やまれる格下への取りこぼしとなりました。

まあ,おれはリーグ優勝までは期待していないので,11月1日に迫ったナビスコを獲ってくれれば満足なんですけど,この内容では苦しいでしょうな。対する清水は絶好調ですしね。
また,日曜日にはセレッソもホームに仙台を迎える大一番で前半3−1とリードしながら,悪夢の3−4逆転負け。終戦です。オフは香川真司争奪戦が繰り広げられることでしょうが,ヴィッセルにだけは行ってほしくありません。
まあ,とにかく気持ちを切り替えて聖地・国立で勝負です!
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by the_leaping_hare | 2008-10-27 02:53 | Football

辰吉2回TKO勝ち

「ノンタイトル10回戦」(2008年10月26日・ラジャダムナンスタジアム)
元WBC世界バンタム級王者:辰吉丈一郎(日本)○TKO2回2分47秒●タイSフライ級4位:パランチャイ・チュワタナ(タイ)
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順当な結果でしょう。これで辰吉の戦績は27戦20勝(14KO)6敗1分け。パランチャイは日本選手に対しては6戦6敗6KO負けとなりました。

先日のジョン×榎戦をインドネシアのテレビ映像で一応見れた(プツプツ切れてまともに見れなかった。榎が負けていることくらいはわかった)ことで,今回もいろいろ試してみましたが,さすがに映像は見当たりませんでした。
辰吉は意外なことにキャリアを通じて一度も初回KO勝ちがありません。思えば89年9月29日の崔相勉(韓国)とのデビュー戦も2回KO勝ちでした。テレビ中継なしの試合もデビュー戦以来とのことです。おれはデビュー戦はもちろん,今回以外の26試合のVTRは持っているので,あとはよみうりテレビあたりが確実に押さえているであろう今回の試合の放送を待つばかりです。
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by the_leaping_hare | 2008-10-26 19:59 | Box

ボクサー・ジョー

「ノンタイトル10回戦」(2008年10月26日・ラジャダムナンスタジアム)
元WBC世界バンタム級王者:辰吉丈一郎(日本)vsタイSフライ級4位:パランチャイ・チュワタナ(タイ)

とうとうこの日が来てしまいました。本日夕刻,辰吉が5年ぶりにリングに立ちます。現地時間16時開始の興行の第二試合なので,日本時間19時には結果が出ます。
この一戦に備えて布袋寅泰がなぜかバンコク入りしています。「BOXER JOE」の辰吉と「新・仁義なき戦い」の布袋。阪本順治監督つながりです。
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阪本順治監督がタイを舞台に撮った「闇の子供たち」は今年,単館上映ながらヒットしているとの報道が少し前にありました。おれも観ていたのですが,不愉快極まりない作品でした。
現在は見ることができなくなっていますが,公開当初のコピーは「これは,『闇』に隠された真実の物語」というもの。こういったフィクションをさも実話のように見せて,しかも日本人は愚かだと世界に発信しようとする行為が偽善的に思えてまったく受け付けることができませんでした。出演者では意外にも宮﨑あおいがミスキャストだと感じた。恵まれない子供たちに手を差し伸べたいという思いから現地NGOで働く役立たずのボランティアなのですが,こういう世間知らずの無力な痛々しい馬鹿女を演じるには,宮﨑あおいは聡明すぎる。もっと適役がいくらでもいるだろうに。あと,今作はPG-12指定となっていますが,親が小学生の子供に観せるような映画では決してありません。
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おれは辰吉復帰については反対派です。JBCなどからの圧力で試合が流れそうになった時は安堵したものですが,辰吉の執念が政治力を上回りました。本当にやると決まった今となっては,無事に終えてくれなどと言うつもりは毛頭ありません。もう一度世界王者になるという言葉がファンタジーなどではなく,真実の,魂の叫びであるというところを見せてほしい。大勝を期待します。
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by the_leaping_hare | 2008-10-26 05:07 | Box

大分のかぼす

少し寒くなってきましたが,かぼすアイスを食べてから出かけます。
大分県産かぼす果汁使用,果汁8パーセントとあります。でも製造元は奈良県の会社です。
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by the_leaping_hare | 2008-10-25 12:22 | Food