そんなわけでBianchi2009年モデルのRoma 2を購入しました。
おれのビアンキ歴はこれで三台目。初代はキングカメハメハが制したダービーの払い戻しで購入したAttivoなので5年前か。
これは優れたバイクで大活躍したのですが、二度に渡る壮絶な落車で致命的なダメージを負い、現在も手元にあるものの再起不能に陥っています。それで昨年初頭にどうしても自転車が必要になったので、二代目となる新品同様のCollinaを知り合いに譲ってもらいました。毎日の通勤程度に使うには問題ありませんが、どうもこれは乗り始めた時から違和感があった。まあ、三代目に替えるタイミングを計っていたわけですな。
条件は以下の3点。
1.ビアンキ
2.クロスバイク
3.チェレステ以外
つまり、09モデルでいえば、パッソ、チェーロ、ローマ、ローマ2、(アッティーボ)あたりになるわけで、知り合いに入荷情報を頼んでいたところ、「ローマ黒とローマ2白が入ってきたがどうする?」との連絡あり。実物を見てローマの白リムにも惹かれましたが、ディスクブレーキが付いたくらいでこれを買うこともあるまいと、ローマ2ホワイトを選択。
うーん、美しい。
実際のところデザインもギア比も08モデルの方がいいんだけど、今期のホワイトもすごくいい。
そんで知り合いに「新車買った」と勇んで伝えたところ、
「ビアンキなのにチェレステ買わないなんて…」と呆れられた。
これだから素人は困る。
御存知ない方のために説明しておくと「チェレステ」とはイタリア語で「青空」を意味するビアンキのシンボルカラー。緑色帯びた独特のブルーだ。毎年微妙に色合いが異なり、それは職人が1月1日に本拠地・ミラノの空を眺めて反映させるからとも伝えられる。なんてロマンティックなんだ。
しかしながら、このチェレステ、関西ではまだそうでもないけれど、東京などでは今や普通に溢れている。まあ、ビアンキに乗ってる時点でミーハーなのだが、そこらの連中とは違うという主張での迷いなきホワイトなのだ。
ちなみに
眞鍋かをりも今期のローマ2チェレステを買っている。
そういうわけで大阪で納車し、そのまま乗って帰った。
オンナこどもでも踏めるコリーナの軽ギアに約一年半慣れ切ってしまったせいで、踏み出しが少々重いが、加速は文句なし。個人的には前サスがある方が好きなんだけど、サスなしの高速安定走行も心地良いですな。コリーナとは体感で時速10キロくらい違うんじゃないかと思うくらいの快適さだ。あまりに快適で道を間違えてしまいUSJまで行ってしまったが、軌道修正して無事帰宅。この間、1台の自転車にも抜かれることなく、300台くらい抜いたね。
購入翌日、仕事から午前2時に帰宅。それから大阪まで試走した。700×28Cのタイヤってパンクしやすそうでちょいと不安なのですが、とりあえず問題なし。梅田まで70分で着いた。
次は西へということで明石海峡大橋まで行ってきました。
瀬戸内海を左手に突っ走るこのルートは爽快ですね。自宅から約20キロ。
世界最長の吊り橋の袂で青空将棋に打ち込む爺たち。彼方には淡路島が浮かぶ。
帰りは寄り道だらけでのんびりと。
孫文記念館。皆さん、「1Q84」は読みました?
マリンピア神戸。平日なのに結構人多かったです。
7月9日の海開きに向け急ピッチで準備する須磨海水浴場。
一ノ谷古戦場跡。
マリンピアのアディダスで購入した300円のタオル。
Tutte le strada portano a Roma
サブタイトルは「すべての道はローマに通ず」
たいへん気に入っております。