「DRAGONBALL EVOLUTION」(2009 米国)監督:ジェームス・ウォン
観る前からわかっていたことですが、酷い作品ですねえ。映画として観るべきところはまったくありません。ただ一方で、日本の漫画がハリウッドで注目され、1億ドル投じて映画化されるってことは歓迎してもいいことだと思うし、存在そのものを否定する気はありません。頭の悪い米国人に観てもらって喜んでもらえばいいと思います。
おれと同世代には理解してもらえることかと思いますがが、田村英里子の半乳見たさに最後まで観てしましたが、「ドラゴンボール」をハイスクール、学園ものにしてしまう感覚には呆れてものも言えませんね。しかも女性陣キャスト(田村英里子を除く)をどうしてここまで揃いも揃ってブスばかり集めるかね。チチ役が韓国系米国人ってのも理解できん。これならまだ浜崎あゆみの方がいいわ。
そんで、おれの原作への思い入れですが、サイヤ人とかが出てくるくらいまでは熱心に読んでいました。まあ、ジャンプ世代ですからね。小学生の頃、火曜日(出身地では「週刊少年ジャンプ」は火曜発売でした)の放課後にジャンプを買って歩いていたら中学校の校内にいた見ず知らずの中学生に「おお、ちょっと『北斗の拳』だけ読ませてくれ」と声をかけられたので、走って逃げたら捕まり、やむを得ず読ませた経験もあります。それが中学生になった頃、24時間営業のコンビニが我が街にも誕生し、登校前にジャンプを買っていくスタイルが流行ったこともありました。ファミコンの「DRAGONBALL 神龍の謎」も結構好きでした。